シニアにおススメ！お薬の正しい飲み方について【2025-04-07更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

こんにちは！
めーぷる多摩ニュータウン店代表、上級シニアライフカウンセラーの田岡です。
今回は、めーぷる便り春号より、めーぷる江戸川西店代表で薬剤師でもある小林正和さん監修の記事を引用させていただきます。

シニアにおススメ！
「お薬の正しい飲み方について」～効果を最大限に引き出すために～

①薬を飲むときの注意点
薬は水またはぬるま湯で飲むのが基本です。お茶、コーヒー、ジュース、牛乳などで飲むと成分が変化し、効果が弱まったり、副作用が強まることがあります。特に、グレープフルーツジュースは一部の薬の作用を強めるため注意が必要です。アルコールも薬の効果を変化させるため避けましょう。
また、サプリメントとの併用にも注意が必要です。カルシウムや鉄のサプリは一部の薬の吸収を妨げることがあります。普段飲んでいるサプリメントがある場合は、薬を処方される際に医師や薬剤師に相談しましょう。

②服用タイミングの意味
薬の効用を発揮させるため、指示されたタイミングを守りましょう。
食　前：30分程度前、胃が空の状態で吸収を促す
直直前：5～10分前、食事とともに効果を発揮させる
食　後：30分以内、胃を保護しながら吸収を促す
食　間：食後2時間程度、胃の中が空の状態で効果を出す
就寝前：30分程度前、睡眠中や夜間の症状に対応する
頓　服：症状出たとき、痛みや熱があるときに飲む
指示通りに服用しないと、効果が不十分になったり、副作用が出やすくなることがあるので注意が必要です。

③飲み忘れた場合
飲み忘れたからといって、次回の分と一緒に2階分飲むのは危険です。薬によって適切な対応が異なるため、気づいた時点で薬剤師に相談しましょう。服薬の管理が難しい場合は、お薬カレンダーなどを活用するのもお勧めです。

④余った薬（残薬）の扱い
使い切らなかった薬を自己判断で飲むのは避けましょう。体調や病状の変化により、以前の処方薬が今の状態に適さないこともあります。
残薬は薬剤師に相談し、適切な処分方法を確認しましょう。薬局によっては回収してくれる場合もあります。

⑤かかりつけ薬局を持つ
「かかりつけ薬局」を決めると薬の管理がしやすくなります。
毎回同じ薬局で薬をもらうことで、飲み合わせのチェックや重複処方の防止ができます。お薬手帳と併せて活用することで、より安全に薬を使うことができます。

以上、今回はめーぷる江戸川西店、薬剤師の小林正和さん監修のコラムを掲載させていただきました。

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