空き家運用の実態を探る【2021-01-16更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2021-01-16

空き家運用の実態を探る


多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
あなたは、もし相続が発生して実家を所有することになったときどうしますか?
近年核家族化が進み、子供が全員自身の住居を所有していることが多くなっていますので、実家を相続してもそれぞれの生活に不要で空き家のままとなってしまうケースが多くあります。


 

空き家問題は年々深刻化している


全国の空き家率の増加が問題となっていますが、国や自治体、様々な企業がその解決方法を模索しています。
空き家問題の根底にある課題のひとつは、空き家の資産性です。
空き家が発生する最大の要因は相続と言われています。
相続した不動産が、売ることもできず、貸すこともできず、また相続手続きをするにしても費用倒れになってしまう、といった要因が重なると、仕方なく放置されてしまう、ということになります。


 

解決できる状況を作るべく奮闘する企業もある


実家を相続した場合、相続人全員の意見を合わせることが出来れば売却や賃貸等の選択肢がとれます。
例えば遺言もなく相続人の誰か一人でも「手放すのも知らない誰かに住まわせるのもとんでもない!」と主張してしまうと、そもそもそのような選択肢がとれなくなり維持のための出費が続いたり、住む人がいないまま朽ちてしまうことが多くなってしまうでしょう。
しかし全員が空き家の運用や売却を良しとしたとしても、必ずしもそのような選択を進められるとは限りません。
もしその不動産に資産価値があれば、つまり簡単に現金化できる価値があれば、放置されるといったことはないでしょう。
現金化できない理由は、需要がないことが一番です。
買い手がいない、借り手もいない、という状況です。
ただ、こうした状況に、なんとかして需要を掘り起こそうとアイデアを絞っている企業もあります。
再建築できないエリアだとしても既存物件をリフォームして建物の資産価値を維持する方法、立地特性を活かして駐輪場としての需要を掘り起こす方法、クリエイターやアーティストなどの宣伝活動の場として提供する、など住宅用地としての利用に縛られずその活用方法を提案してくれる企業もあるようです。


 

思っているよりも費用がかからいかもしれない空き家運用


空き家に関する意識調査によると、その運用にかかると予想費用としては「1000万円以上」と回答した方が多かった一方、実際に運用している方のかかった費用としては「200万円未満だった」との回答が最多だったようです。
イメージとして「空き家の運用には費用がかかってしまう」という意識が先行してしまっているようです。
併せて、実際に運用している方の6割以上が「運用方法に満足している」と回答しているそうです。
資産価値の維持できる不動産を持つことが大前提ですが、仮に資産価値に問題のある不動産を所有してしまったとしても、イメージだけで諦めてしまうのはやめましょう。
いわゆる「多様化の時代」と呼ばれる昨今では、思いがけない需要があることもあります。
また、そうした需要を抱える方ともインターネットにより容易につながることができることもあります。
抱えた不動産を単に「負動産」として後世に先送りするだけでなく、できる限りの方法で活用・処分の道を検討されてはいかがでしょうか。



いかがでしょうか。
空き家の半数近くは相続しても誰も住むことのなかった実家ということなので、空き家問題は対岸の火事というわけにもいかない問題です。
実際に相続が発生する前に、十分話し合いをするようにしてみてはいかがでしょうか。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。

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ページ作成日 2021-01-16