駅・線路の地下化。不動産にはどのように影響するのか?【2021-01-04更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2021-01-04

駅・線路の地下化。不動産にはどのように影響するのか?


多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
開かずの踏切等、駅付近は利便性が高いですが逆に不便な点もあります。
しかし駅や路線が地下に移動する場合、路線に道を遮られることもないので便利になります。
とはいえその分道が複雑化してしまいますので、デメリットがないとも言えません。
そのような駅・線路の地下化ですが、不動産への影響はどのようなものでしょうか。


 

近年駅・路線が地下化が進む


近年、駅・線路を地下化とする動きをニュースで見るかと思います。
最近ニュースとなっているのは小田急線下北駅ではないでしょうか。
小田急線の下北沢駅と言えば、ライブハウスや劇場など多く、昔から人気高いエリアとして皆さんもご存じだと思います。
小田急線が通勤時の電車の本数を増やす目的もあり、電車が地下を通るようになったため、地上では魅力のある街づくりに力を入れているようです。
2019~20年にかけ小田急線の世田谷代田駅~東北沢駅間のエリアに「下北線路街」を新設、駅東側に「下北線路街 空き地」や客室50室のホテル、温泉旅館や学生寮なども開設する予定で、京王線も井の頭線停車駅でもある下北沢駅を盛り上げようと、21年ごろを目途に商業施設を新設していくようです。
その他ですと、東横線渋谷駅の地下化では「乗り換えが大変になった」という声も多いようですが、東横線と副都心線が直通になった事によって、乗り換え不要で行ける場所がかなり増えました。


 

駅・路線が地下化で資産価値はあがる


京王線調布駅では、京王線と相模線の分岐駅で、本来地上にあった時は京王線の通過待ちなどで相模線が停車する事が多く、ダイヤの構成なども深刻な問題となっていたようです。
地下化を行ったおかげで、柔軟なダイヤ設定が可能となり、利用者数も増えたのではないでしょうか。
また地元の方からも遮断機で通行を妨げられる事がなくなったり、駅も利用しやすくなったとの事で、より街全体が活性化されてくるかと思います。
こういった駅・線路の地下化は私たちの生活をより便利にしてくれています。
という事は、その路線を利用しやすくなり、更には本来駅があった場所に商業施設などや路線沿いにもマンションが建った場合、街全体に人口が増え、その結果活性化されるので、より資産価値があがるという事になります。


 

地域の開発を踏まえた住宅探しを


既に人気のある駅はもちろんですが、地下化される駅のある路線も利用者数が大幅に増える事を考えると、そういった開発事業なども考慮したうえで、住宅探しをされるのも良いかと思います。
エリア選びが資産価値に繋がるので、是非参考にしていただけたらと思います。



いかがでしょうか。
新宿駅などの都心の地下鉄は複雑で、迷子になってしまう方は少なくないでしょう。
あれくらい進歩してしまうと方向音痴な筆者は少し困ってしまいますが、路線が地上から地下に移るとその分地域の開発に自由度が増します。
現在利便性の高い地域も良いですが、今後の開発を踏まえたお部屋探しというのも検討してみてはいかがでしょうか。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。

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ページ作成日 2021-01-04