どうしてこの物件はこんなに安いの・・? 【2020-12-14更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2020-12-14

どうしてこの物件はこんなに安いの・・? 


多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
夜の仕事帰りにスーパーに寄ると総菜コーナーにおつとめ品シールが貼られていたり、商品入れ替えなどで割引されていたりと定価よりも安く購入できる機会がありますよね。
最近はつぶれ梅や割れせんべい、カステラの端っこ等訳ありとして安く販売されている品が一種のブランドのように人気となっています。
不動産でもそのような訳あり特価のものはあるのですが、これをつぶれ梅等を買うようなときと同じ感覚で購入してしまうと、後々大変なことになってしまうかもしれないのです。


 

格安物件は訳アリ物件


『どうしてこの物件はこんなに安いんだろう?』インターネットで家探し(物件情報を検索)していると、お客様でもこんな風に思ったことがあると思います。
その価格が安い原因のほとんが、下記のいづれかに当てはまるケースが多いです。


 

不動産の価値が落ちやすくなってしまう例


① 建ぺい率や容積率のオーバー等 (⇒つまり、違法建築の建物)

② 接道が満たされておらず、そもそも再建築ができないケース

③ 土地が所有権でなく、借地権のケース

④ 事件や事故のあった物件
価格が安くても買いにくいし売りにくい場合がほとんど

上記①と②は、ほとんどの金融機関で住宅ローンの融資対象にならない物件です。③も融資してくれる金融機関が限られます。
つまり住宅ローンを使えないというケースが多くなってしまうのです。
不動産の購入は住宅ローンを活用するケースが多いですから、その住宅ローンを使えないとなると購入できる買い手はかなり絞られてしまいます。
こうなってしまうと価格を下げなければ買い手は見つからないですから、価格を下げざるを得なくなってしまうのです。

このような不動産を「安いんだからいいだろう」と安易に購入してしまうと、災害などで建物が無くなってしまった場合などで再建築も別方法での活用も出来なくなってしまったり、「もういらなくなったから」等で売却たくなっても買い手が見つからず維持費ばかりがかかる…
ということになってしまうこともあるのです。



いかがでしょうか。
一昔前は事故物件に対してオカルト的な恐怖を感じるなど、安くしても売れない・貸せない物件となってしまっていました。
しかし最近は「オカルトを信じない」「安ければ安いほど嬉しい」という方向けに、事故物件を優先的に紹介する不動産情報サイトも出てきました。
ただ賃貸であれば必要無くなれば解約をして別の物件を探せばいいだけなのですが、購入となってしまうと売却のときのことも考えなければなりません。

安物買いの銭失いとならぬよう、「何故安いのか」をよく調べて、そのリスクがあっても問題ないかをよく考えてるようにしましょう。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。

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ページ作成日 2020-12-14