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サイディング外壁の注意点サイディング外壁の注意点【2020-12-11更新】|LIXIL不動産ショップ中央企画

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  • サイディング外壁の注意点2020-12-11


    多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
    前回、外壁材の種類についてを記事にさせていただきました。
    あれだけ種類があると、全ての特徴やメンテナンスなどの方法を調べてどれがいいかを検討する…
    なんてことは難しくなってきてしまいますよね。
    そこで今回はその中でも多く利用されている、サイディング外壁の注意点を記事にさせていただきますので、リフォームや新築の検討などの参考にしていただければと思います。
    また自宅など所有している不動産がサイディング外壁であれば、メンテナンスに関しての参考にしていただければと思います。


     

    サイディング材は種類がありそれぞれ特徴がある


    一言に「サイディング外壁」といっても、サイディング材の種類は下記に記すように一つではありません。

    サイディング材の種類
    ・窯業(ようぎょう)系サイディング
    ・金属系サイディング
    ・木質系サイディング
    ・樹脂系サイディング

    そのため「サイディング外壁にしたいからよろしく!」とだけ業者に伝えても、「サイディング材はどうしますか?」と返って来てしまいます。
    窯業系は耐震性に優れている、金属系は丈夫で耐久性に優れている、木質系は断熱性に優れているなどの特徴がありますので、業者にそれぞれの特徴や予算等をよく聞いて選ぶようにしましょう。


     

    どのサイディング材を選んでも劣化はする


    サイディング材は表面には耐候性の強い表面塗装、接続部には防水シーリングが打たれていますが、その塗装やシーリングは永久的な物ではありません。
    適切に定期的な点検をして、早めのメンテナンスを行うことでサイディング外壁材が長持ちし、建物自体の寿命を延ばすことができます。


     

    サイディング外壁のチェックポイント


    経年による劣化によって、そり・うねり・ひび割れ(ヘアークラック)などが発生する事があります。
    この程度であれば基材そのものの性能には影響はありませんが、建物の構造が原因で発生している場合には、
    その原因を調べて根本から直す必要があります。
    例えば耐震に問題があってクラックが発生している場合や、 下地の間柱との釘打ち箇所が適正でなかったりする場合は、塗替え前にしっかりと直したいところです。
    長く住みたいのならメンテナンスをしっかり行いましょう

    サイディング材の塗替え
    今あるサイディングが通気工法か、直張り工法という点です。
    直張り工法の場合は、塗替えでなく張替えが推奨されています。
    長年の自然環境の雨や紫外線の影響により表面塗膜は劣化が進みます。
    表面のツヤが無くなったり、チョーキング現象(白い粉が付く)が現れるとサイディング基材の防水性能が低下します。
    これは自分でもできますので、1年に一度程度、お庭に出た際などに目視での点検を勧めします。
    塗膜面の点検は表面が白化(白く曇る)、変色、剥離などがないか、コケや藻の汚れが発生していないかなど目視で確認できます。
    洗浄が甘くコケなどが残っていると、数年後の剥離の原因となります。

    シーリング
    シーリングも経年とともに劣化します。サイディング材が気温の変化に伴い伸縮します。
    その為シーリング材の伸縮性能が無くなると、ひび割れや接着面の破断がおこります。
    また、シーリングが劣化し内部に雨水が侵入すると、下地木材の腐りなどによりサイディングを固定している釘がきかなくなり、 サイディング基材の反りやうねりの原因にもなりますので注意が必要です。
    一般的にシーリング材はサイディング材より寿命が短い為、定期的な点検で劣化現象の早期発見が大切です。
    壁面の方角によって劣化の状態にもかなり差があります。
    当然、日当たりの良い南側や西側は他の壁面に比べると状態が悪い場合が多いので、日当たりの良い面のチェックが大切です。

    サイディング建物で雨漏りをしている可能性があれば、早めに雨漏り診断ができる専門工事会社へご相談することをお勧めします。
    モルタル塗り建物と違いサイディング壁内部に空間があるので、一度壁内に雨水が侵入しても必ず室内に出てくるとは限らず、壁内部を通って建材が水分を吸収し内部からの腐りの原因になりかねるので注意が必要です。



    いかがでしょうか。
    もしも実家や自宅がサイディング外壁であれば一度壁を触ったり観察して、メンテナンスが必要な状態なのかを確認してみてはいかがでしょうか。
    リフォームを検討していれば今の物件の状態を知ることは大切ですし、検討していなくても長く住み続けるのであれば家の寿命に関わることですし知っておいて損はないでしょう。
    多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。

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    ページ作成日 2020-12-11

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