「地鎮祭」って何をする行事なのか?「地鎮祭」って何をする行事なのか?【2020-11-12更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2020-11-12

「地鎮祭」って何をする行事なのか?


多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
現在は地鎮祭を行わないケースが増えてはきているものの、やはり一般的には行うことの多い地鎮祭…
「建て直したり新築したりするときに行うもの」ということを知っている人は多いですが、意外とどんな意味合いがあるのかなどは知らない人が多いでしょう。
ということで、今回は「地鎮祭とは何ぞや?」ということを簡単に紹介します。
地鎮祭は工事の安全を祈る神事

地鎮祭とは、工事を着工する前にその土地の鎮守の氏神を祭り、工事の安全を祈願するために行う儀式のことです。

これに参加するのは、建築主とその家族、監理者、施工者、工事に関わる棟梁・職人などです。

建物を建てる土地や、土木工事をする土地の氏神様の神主をお招きして地鎮祭をとりおこないます。

お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、お施主様が初めてその土地に鍬(くわ)や鋤(すき)を入れます。起工式と同時に行われる場合もあります。
依頼する神社は近所の神社ということが多くなった

もともとはその土地の氏神様を祀っている神社が地鎮祭をしていましたが、近年では氏神、産土神、鎮守の神が同一視されるようになってきており、最も近い場所にある神社に依頼することが多くなってきています。

▼地鎮祭の日取り…地鎮祭は慣例的には吉日を選んで行なわれることが多いようです。

地鎮祭の日取りを決める際にいわゆる「地鎮祭の吉日」とされるのは、大安、先勝(または友引)の日です。施主と施工会社で相談の上、大安または先勝(または友引)の日を選び、午前中に行います。
地鎮祭は関係者が顔合わせする良い機会にもなる

神社への予約、飾り付け等の手配や準備は施工会社に依頼するのが一般的です。出席するのは、施主、施工会社、工事関係者、神職です。

▼ 地鎮祭は、棟梁、鳶、設計者、施工者など家作りに携わる人間が、お施主様と顔を合わせる機会でもあり、きちんと挨拶ができる場でもあります。
職人さんたちも、どんな人が住むのか知らない家を作るよりも、お施主様の顔を思い浮かべながら作業するのとでは、良い家を建てるための思い入れに違いが出てきます。
ご家族の思い出にもなりますので、家族の絆を深め、大切な家に対する思いの原点になる、意義のある儀式として行いましょう。

いかがでしょうか。
地鎮祭は神事であり、他の信仰の都合上、または無宗教である、純粋に面倒などの都合で実施しないケースも増えてきました。
ただ地鎮祭を行うことで、その物件の施工に携わる人たちとの顔合わせが出来る貴重な機会が作れるのはいいことだと思います。
なお地鎮祭は「じちんさい」と読みますが、他にも「とこしずめのまつり」とも読みます。
こちらの読み方をすると通ぶれる気もしますが、多分伝わらないでしょうね。
多摩センター周辺(多摩市・八王子市・狛江市・稲城市)で物件をお探しであれば、多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社にご相談ください。

ページ作成日 2020-11-12