相続勉強会ステップ2の中で、「もめないための相続対策」についてお話させていただきました。
家族がもめない相続を実現するためには、以下のような点に留意することが肝心です。
相続が起きたときにもめないためには、 財産を遺す本人が、あらかじめ ・ 財産内容 と ありか を明らかにしておくこと
・ 遺言書 を作成して残しておくこと
そのまますべてを引き継げないなら
・生前に財産を渡しておくこと( 贈与 )
・不要な財産を整理(処分)しておくこと
・分けやすい状態にしておくこと
・自分で築いた財産は 自分で使いきる こと も立派な「 争族対策 」
最後の項目にもあるように、最近では「家族に財産を残しても争いの種になるだけだから財産は一切残さず自分で使い切る!」と仰るご相談者も増えてきたように思います。
ただし、「長生きのリスク」を考えると、自分ですべて使い切ってしまうということは、中々できるようで難しいともいえます。
中には、残った財産は家族に相続させるのでなく慈善団体等に寄付すると仰る方もいらっしゃいますが、そのような思いを実現するためにも遺言書が必須であることだけは間違いありませんね。
ページ作成日 2019-01-28