プラシーボ効果(自覚の偉力)プラシーボ効果(プラセボ効果)【2024-01-18更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2024-01-18

プラシーボ効果(自覚の偉力)

【自覚の偉力】

2007年にアメリカで発表された心理学におけるプラシーボ効果についての論文の中で、ホテルの清掃係を対象としたある実験が紹介されているとのこと。

それは、清掃係を二組に分け、一方のグループには「あなたの仕事は良いエクササイズになっている」と伝え、もう一方のグループには何も伝えないというもの。

四週間後、両者の生活にはなんの変化もないにかかわらず、「良いエクササイズになっている」と伝えらられたグループは、体重・血圧・体脂肪・肥満度などのいずれも改善傾向にあったとのこと。

プラシーボ効果の身近な例としては、スポーツ選手が自信を持って試合に臨むことで、その自信が勝利につながることがあるとされています。

仕事を通して「自己成長できる」、「社会の役に立つ」など、自分の意識を明確にもてば、その思いが実際に形となるはずです。

私たち人間の脳は、良くも悪くも「思い込み」で騙されてしまいます。
毎日の業務にあたる際に、目的を意識せずたんたんと行っていることはないか注意したいものです。


今日の心がけ◆明確は意識をもって取り組みましょう


ちなにみ、いま話題のChatGPTに「プラシーボ効果について、その代表的な例を教えてください」と尋ねてみたところ以下のような回答が返ってきました。

プラシーボ効果は、患者が治療として与えられたものが実際には治療効果を持っていなくても、患者がその治療効果を期待し、信じることによって生じる心理的・生理的な変化のことを指します。以下は、プラシーボ効果の代表的な例です。

  1. 1.疼痛緩和効果: 患者に対して何も薬剤を投与しないで、「痛みが和らぐ効果がある薬を試してみてください」と伝えると、患者はその期待に基づいて実際に痛みが軽減することがあります。

  2. 2.偽薬(プラシーボ)の効果: 実際には何も含まれていない偽の薬(プラシーボ)を患者に与えると、患者がその薬の有効性を信じることで、症状が改善することがあります。

  3. 3.手術のプラシーボ効果: 患者に対して実際の手術を行わないで、手術を受けたかのような演出をすると、患者は症状が改善されることがあります。これは「偽手術」や「模擬手術」と呼ばれます。

  4. 4.医薬品のブランド効果: 同じ有効成分を含む薬でも、ブランド薬とジェネリック薬など異なる形態で提示されると、患者はブランド薬の方が効果が高いと期待し、その結果としてプラシーボ効果が生じることがあります。

  5. 5.医師や治療者の信頼効果: 患者が治療者や医師に対して信頼を寄せることで、その治療者や医師が提案する治療の効果が高まることがあります。

これらの例は、患者の信念や期待が治療効果に影響を与えることを示しており、プラシーボ効果は医療や臨床研究においても重要な要素となっています。

ページ作成日 2024-01-18