重要事項説明で土地の権利関係はよく確認しよう!重要事項説明で土地の権利関係はよく確認しよう!【2021-07-28更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画
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2021-07-28
重要事項説明で土地の権利関係はよく確認しよう!
多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
気に入った住居を見つけ申し込みをした後、契約前に行われるのが重要事項説明です。
この重要事項説明にて購入したいと申込みをした物件と、売買契約の条件についての細かい説明が行われます。
重要事項説明という名称の通り、ここで受ける説明は非常に重要な事項であり、右から左に聞き流して署名捺印してしまうと後々とても後悔してしまう可能性があります。
ということで、今回は重要事項説明を受けるときに購入しようとしている住居の土地が借地だった時に確認しておきたいポイントについてお話します。
借地には種類がある
土地の権利についてが「借地」となっている場合、その借地が何なのかという点を確認するようにしましょう。
借地は「賃借権」と「地上権」の2種類に分類することが出来ます。
どちらにしても地代を支払って土地を利用する権利だという点は同じですが、大きな違いも存在します。
大体の場合借地といえば「賃借権」となる
借地となっていると、多くの場合は「賃借権」となります。
賃借権はその名の通り、賃料を支払って土地を借りる権利となります。
利用権が賃借権となっている場合、土地の登記簿に賃借権と登記されていることはあまりありません。
どのような権利となっているかについては地主との土地賃貸借契約書を確認させてもらい、地代や契約期間、更新についてやどこまで使えるのかといった契約内容を把握しましょう。
賃借権よりも強力な権利が「地上権」
「地上権」のイメージとしては、賃借権よりも強力な権利となるでしょう。
賃借権同様地代を支払い土地を利用する点は同じですが、賃借権と異なり地上権は自由に処分することが可能となります。
例えば賃借権の場合、借地権付きの建物の売却には地主の承諾、および承諾料を支払うことが必要となります。
もしも地主が「売らないで」と言えば売却自体が出来なくなります。
これが地上権であれば話は別で、地主の承諾も承諾料も必要なく勝手に借地権付きの建物を売却することが可能なのです。
法律的に見ても、賃借権は債権に分類されますが地上権は物権に分類されます。
物権は所有権や抵当権のように強力な権利を持っているのです。
いかがでしょうか。
同じ借地であっても地上権と賃借権で権利の強さが異なっており住宅ローンに関して銀行での取り扱いが異なる場合がありますし、後々売却する可能性がある場合には承諾と承諾料のことをはじめから考慮に入れた方が良いでしょう。
借地か否かに関しては重要事項説明前からよく確認し、担当する営業に質問や相談をして土地の条件を把握するようにした方が良いかもしれません。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。
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ページ作成日 2021-07-28