建物に関する目が厳しくなった金融機関!建物に関する目が厳しくなった金融機関!【2021-06-13更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2021-06-13

建物に関する目が厳しくなった金融機関!


多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
最近は建物に対して評価が厳しい金融機関が少なからず増えてきました。
かつては不動産の担保価値があればなんとかなったような状況でも、最近はマンションや建物自体の担保価値が下がってしまっていたり、基準が厳しくなってきているなどの影響もあり住宅ローンの審査が通らなくなってきています。


 

かつてのような許容はなくなってきている


最近は違法建築の物件にはほとんど金融機関は融資してくれません。
違法建築というと「当たり前じゃないか?」と感じる方も多く居るかと思います。
しかし10年ほど前であれば「容積率オーバー?10%くらいなら大丈夫ですよ」と許容してくれる銀行は意外とあり、最近のような「1%でもオーバーしているなら融資できません」という全く許容のない環境ではありませんでした。
そもそも1990年代の中古戸建は建蔽率や容積率がオーバーしていることは少なくありません。
中古住宅はトレンドの移り変わりで自動的に建蔽率などが修正されることはありませんので、違法建築となってしまっている物件に対しては一昔前よりも用心深くなったほうが良いでしょう。
また最近は単身者に対してのローンが厳しくなったように感じます。
また小さなマンションの中古1区画を購入する場合には、登記上の区分を確認するようにしましょう。
もしも「居宅」ではなく「事務所」などになっていると、住宅ローンの対象外となってしまします。


 

昔から厳しい部分もそのまま残っている


トレンドの移り変わりで厳しくなかったところが厳しくなった分厳しかったところが厳しくなくなったのかというと、そんなことはありません。
例えば床面積の大きさですが、昔は40平米以上なければ無理だというのが常識となっていました。
そうではなくなったところも確かに存在はしますが、未だに40平米以上を要求してくる銀行もあります。
何故そのような面積の話が出てくるのかというと、ワンルームマンションやコンパクトマンションを住宅ローンで購入する場合、自分が住むのではなく賃貸で人に貸すのが目的なのではないかと考えてしまうからです。
住宅ローンは自分が住む住宅に対しての融資ということで金利が大きく優遇されている商品ですから、自分が住まない住宅のために使うとなると用途が違うのです。
賃貸のための購入となると不動産事業(投資)ということになり、住宅ローンではなくアパートローン(金利は通常3~4%)を使ってくださいという話になってきます。


 

古いマンションは見直されてきているかも


とはいえ全てにおいて厳しくなってきているかというと、そうではないように思います。
昔は築年数の古いマンションに対する評価は厳しいものでした。
しかし最近は流通性が出てきているためか、資産性が低くなければ融資してくれる金融機関が出てきたのです。
かつて一気に建築されてきた古いマンションに住宅ローンが組めないのでは、せっかく売買が活発になってきた中古住宅の流通が滞ってしまい建て替えなどが難しくなってしまいますし空き家問題も深刻化するばかりになってしまうというような状況を考慮しているのか不明ですが、マンションの築年数については住宅ローンの審査の際には考慮しない銀行もわずかながら出てきてくれているのです。
とはいえ無条件に融資してくれるわけではなく、管理の状況や長期修繕計画等の管理状況をチェックされることが増えました。
また旧耐震基準で緊急輸送道路沿いにあるマンションは、耐震診断がなされている場合は耐震補強工事が実施されていなければ融資の対象外というような条件がある場合が多く注意が必要です。


 

多摩センター周辺の物件であればLIXIL不動産ショップ中央企画へ!


多摩センター周辺には多摩ニュータウン計画によって多くの団地やマンションが建築されており、先述したような評価が見直されてきているマンション等が多くあります。
現在多摩ニュータウン再生プロジェクトによる多摩センターを再生する取り組みが行われている最中ですので、是非多摩センター周辺の中古住宅をご検討いただければ幸いです。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。

またまだどの物件にしようか決まっていないようであれば、当社のおススメするAIを活用した良質な物件の提案を受けることが出来る物件提案ロボをご活用ください!

ページ作成日 2021-06-13