長期優良住宅【 省エネ住宅シリーズ】【2021-03-22更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2021-03-22

長期優良住宅【 省エネ住宅シリーズ】


多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
長期優良住宅という名前を聞いたことがないでしょうか?
その名の通り長期間優良な状態が続く住宅というような意味合いで、この長期優良住宅に認定される物件は長く安心が続くだけでなく、住宅ローン減税などの優遇措置を受けることが出来ます。
そこで、この長期優良住宅について、簡単に説明させていただきます。


 

長期優良住宅は着工前に申請する必要がある


長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備に講じられた優良な住宅のことです。
長期優良住宅の認定を受けるには認定を受けようとする方(建築主または分譲事業者)は長期優良住宅の建築及び維持保全に関する計画を作成し、着工前に所管行政庁に申請する必要があります。


 

長期優良住宅は9つの認定項目をクリアする必要がある


新築についての認定制度は平成21年6月4日より、既存の住宅を増築・改築する場合の認定制度は平成28年4月1日より開始しています。

認定項目は9つ

・劣化対策・・・構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度
・耐震性・・・大規模地震力に対する変形を一定以下に制御する
・維持管理(更新の容易性)・・・構造躯体等に影響を与えることなく、配管の維持管理を行うことができること。(更新時の工事が軽減される措置が講じられていること)
・可変性・・・居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な措置が講じられていること。
・高齢者等対策・・・共用廊下の幅員、共用階段の幅員・勾配等、エレベーターの開口幅等について必要なスペースが確保されていることが必要
・省エネルギー対策・・・評価方法基準に定める断熱等性能等級4の基準に適合することが必要
・居住環境・・・地区計画、景観計画、条例によるまちなみ等の計画、建築協定、景観協定等の区域内のある場合には、調和が図られていること。
・住戸面積・・・戸建て(75m2)、共同住宅(55m2)以上
・維持保全計画・・・構造耐力上主要の部分、雨水の浸入を防止する部分、給水・排水設備について、点検の時期、内容を定める




 

長期優良住宅に認定されれば税制上の優遇措置を受けられる


なお認定長期優良住宅は税制上の優遇措置として不動産取得税、登録免許税、固定資産税、所得税、住宅ローンなどがあります。
詳しくは下記を参照してください。
国土交通省HP:長期優良住宅のページ



いかがでしょうか。
本当に簡単なものですが、長期優良住宅について説明させていただきました。
優遇措置は魅力的なのですが、9つの項目をクリアできるだけのしっかりとした増改築をしなければならない分コストがかかってしまいます。
また完全に同等とまではいきませんが、住宅ローン減税などの優遇措置は低炭素住宅などでも受けることは可能です。
安心のお墨付きを得るのであれば長期優良住宅は魅力的ですが、優遇措置のための増改築なのであれば予算に応じて低炭素住宅の認定に切り替えるなどしてもよいかと思います。
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ページ作成日 2021-03-22