地震や台風にも強い防災瓦とは?【2021-03-12更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画
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2021-03-12
地震や台風にも強い防災瓦とは?
多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
新築で日本家屋の建築を検討していたり、中古で昔ながらの日本家屋を購入して住みたい等の想いはあれど、強風で瓦が飛ぶなどの心配をしていませんか?
また実際に日本家屋に住んでいて、台風が通過した後等のときに屋根瓦が剥がれて敷地内に落ちていたり、道路や隣家に飛んで危険な状態になってしまったことはありませんか?
瓦屋根というと耐震性や耐風性などが良くないなどのイメージがありませんか?
しかし実のところ、あなたが思うほど瓦屋根は弱くはないのです。
それでも不安はあるという場合であれば、防災瓦という選択肢はいかがでしょうか。
通常の瓦より耐震性・耐風性に富んだ瓦が防災瓦
防災瓦とはロック式と呼ばれる工法で瓦同士の連結を強化し瓦を釘で野地板(屋根の土台)に固定することで、耐風性も向上させた瓦です。
このように防災瓦は従来の瓦よりも地震や強風に強く、耐震性、耐風性の高い瓦です。
従来の瓦は連結させて固定されているので屋根の上に乗っている状態のため、地震や強風で瓦がズレたり浮いてしまうことがありました。
阪神淡路大震災などの大地震で倒壊した家屋や散乱した瓦を見るたびに、瓦屋根は地震に弱いのではないかと言われます。
しかし倒壊した家屋は旧耐震基準による日本家屋であったり、古い施工方法によるものが多く、瓦が直接的な原因では無いようです。
たまたま昔ながらの建物に瓦屋根が多いので、災害時の映像を観ていると瓦屋根の住宅が被害を受けやすいように感じやすくなってしまうだけでしょう。
大地震でも瓦は剥がれず30年以上の長寿命
防災瓦にはたくさんのメリットがあります。
瓦同士をかみ合わせ、瓦と瓦はがっちりと固定されています。
震度7クラスの大地震でも脱落しないことが実験により証明されています。
そのため、瓦がズレたり、飛散したりすることもありません。
防災瓦は、土葺きの屋根瓦に比べると、土を使うのではなく、固定の際に釘を使うため軽量です。
また、日本瓦と同じように、サビや色落ちもありません。
屋根のメンテナンスでは再塗装の必要がなく、トータルメンテナンスコストも大幅に軽減でき、30年以上の長寿命が期待できます。
防災瓦では、従来の施工法を改良した、最新の「ガイドライン工法」による瓦屋根の施工が行われます。
耐震性だけではなく、耐風性も強化されています。
瓦も施工方法も特殊なので初期コストが高くなる
最新の防災瓦は、瓦そのものが高価であるだけではなく、施工方法にも特徴があり、施工できる職人も少ないため設置に関する初期コストが上がってしまいます。
スレート屋根や金属屋根に比べると、和瓦と同じぐらいの重量がありますので、重いということには変わりありません。
防災瓦は、大地震でもズレや脱落の心配はありませんが、陶器と同じ素材ですので、衝撃により割れることがあり注意が必要です。
防災瓦は、従来の瓦屋根に比べても、他の屋根材による屋根に比べても、デメリットよりもメリットの多い屋根材であると言えます。
耐震性以外にも注目したい点は、耐風性能や防水性能です。
耐風性能を見ると、アームとロックががっちりとはめ込まれて固定されているため、地震だけではなく、台風時の強風にも対応した製品が登場しています。
ガイドライン工法と呼ばれる工法では、パッキン付ステンレスねじで棟部をしっかりと固定し、地震による棟の崩壊を防いでいます。
さらに防水性能の高い防災瓦も開発されています。
優れた吸水率、滑らかで流れ落ちのよい陶器質の表面と瓦形状により、防水性能を高めています。
厳しい防水試験にもクリアした防災瓦が登場しています。
デザインや色も豊富に取り揃えた製品も登場しているため、新築住宅だけではなく、屋根の葺き替えを検討している方にも防災瓦はおすすめです。
家のメンテナンスは怠るとあとで大きな出費に繋がりますので計画的にメンテナンスをすることをおすすめ致します。
いかがでしょうか。
防災瓦は耐震性・耐風性・防水性に優れていて見栄えも素晴らしいので、コスト等のリスクを加味しても十二分に選択する価値のある屋根材です。
もしもお住いの住宅・購入を検討している住宅が古い施工方法での瓦屋根なのであれば、この防災瓦にしてみることを検討してはいかがでしょうか。
防災瓦にしないのであっても、新しい施工方法の屋根瓦にした方が災害時に安心できますよ。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。
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ページ作成日 2021-03-12