床上浸水した時の対処法【2021-02-22更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2021-02-22

床上浸水した時の対処法


多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
昨年は台風19号等大型の台風がありましたが、被害は大丈夫でしたか?
温暖化の影響なのか、最近台風が多くなったような気がします。
台風でなくても、大雨が続くと浸水の危険性が高くなってくるでしょう。
床上浸水・床下浸水を防ぐための対策も当然ながら重要ですが、あなたは「浸水してしまった後」のことを考えたことはありますか?


 

浸水してしまった後の衛生対策も重要


2018年7月の西日本豪雨の際に、岡山市保健管理課と岡山市保健所が出した「家屋等が浸水した市民の皆さんへ~水害時の衛生対策について~」によると、感染対策と消毒方法は以下の通りです。
 

<床上浸水したとき>
1.水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付ける。
2.汚れた家具や床、壁などは、水で洗い流すか水拭きするなどして、よく乾かす。
3.食器類や調理器具などは、水洗いして汚れを洗い流す。
4.消毒薬を薄めた液を浸した布などで拭き、よく乾燥させる。

<床下浸水したとき>
1.床下や家の周辺にある不要物や汚泥などを片付ける。
2.床下に水が溜まっている場合は、雑巾などで吸水し、扇風機などで換気してよく乾かす。
3.可能なところは水で洗い流す。
※消毒薬とは「逆性石けん」と「家庭用塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)」です。どちらもドラッグストアで購入でき、日常的に使うこともできるものです。一時期次亜塩素酸水というものが話題になりましたが、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は別のものです。




 

浸水してしまったものは洗って消毒


「塩化ベンザルコニウム」が含まれる「逆性石けん」は医療機器の消毒や食中毒対策などに用いられ、「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれる「家庭用塩素系漂白剤」は、ノロウイルス対策などにも有効なので普段から自宅常備しておいても良いのではないでしょうか。
水害時はそれぞれの消毒には、手指や家具、床などに「逆性石けん」を使い、食器や衣類、浴槽などには「家庭用塩素系漂白剤」が有効だそうです。
いずれも、汚れを水などで落としてから消毒をする事とそれぞれ水できちんと薄めてから使うことも大切です。
作業をするときは消毒液が目に入らないよう、皮膚や長袖・長ズボン・メガネ・マスク・ゴム手袋などを使い、皮膚や目にかからないように気をつけましょう。


 

その他の注意点


また、災害にあってしまい清掃のため初めて自宅に戻る際は、以下のことにも注意が必要です。
・ガス漏れがないことを確認する
・停電でない場合は、電気系統は安全が確認できるまでブレーカーを切っておく
・プロパンガスボンベ、車のバッテリーなど危険物を見つけたら、近づかず、消防や市町村役場などに相談する。
・換気に注意し、清掃が完了するまでは、子どもやペットを室内に入れないようにする。

その他、下記のサイトも参考になると思いますのでよろしければご確認下さい。

「水害にあったら、どうすればいい?」

災害にはあいたくはありませんが突然、自宅が襲われた時の対処法を知っていれば素早い対応ができます。
ご参考にしてください。



いかがでしょうか。
浸水してしまった場合、被害にあった家具などは汚れてしまっているだけではなく細菌・ウイルス等にも汚染されてしまっています。
ただ汚れを落とすだけではなく、消毒をすることが重要になるのです。
次亜塩素酸ナトリウムというと難しいものに感じますが、キッチンハイター等のハイターがあればOKです。
最近新型コロナで話題になり賛否両論な次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウム水溶液は違うもので、直接皮膚に触れないように気を付けるようにしましょう。
また次亜塩素酸ナトリウムは塩酸のような酸性のものと混ぜると有毒ガスを発生させますので、取り扱いには注意が必要です。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。
賃貸物件をお探しであれば、お気軽に中央企画株式会社にご相談ください。

ページ作成日 2021-02-22