不妊治療と仕事の両立に関する研修不妊治療と仕事の両立に関する研修。【2018-11-08更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画
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2018-11-08
不妊治療と仕事の両立に関する研修
LIXIL不動産ショップ中央企画、代表の田岡です。
東京都産業労働局主催の、東京都「働く人のチャイルドプランサポート事業」不妊治療と仕事の両立に関する研修を受講してきました。
これは、東京都の働き改革における、働く女性応援助成金を受給するための必須研修として受講したものです。
率直なところ、本研修受講前は不妊治療に対する理解や見識を全く持ち合わせていなかったのですが、目からウロコが何枚も落ちる非常に有意義な研修会でした。
梅ヶ丘産婦人科の院長である辰巳賢一先生による「不妊治療の概要に関すること」のパートでは医学的な見地から不妊と不妊治療の現状についてとても分かりやすく解説してくださり、知らないことばかりで驚きの連続ではありましたが、不妊の原因や妊娠に至るまでのプロセス、不妊治療の種類やその方法について理解することが出来ました。
また、第二部のNPO法人Fine理事長の松本亜樹子さんによる「不妊治療と仕事の両立に関すること~産みたい&働きたい企業を実現するために~」のパートでは、ご自身も不妊治療を行っていたという体験を通じて、不妊治療における当事者の負担や仕事との両立を実現してゆく上での課題についてレクチャーしてくださいました。
◎不妊治療における4つの負担とは
1)身体的(からだ)の負担
治療に伴う負担を指します
2)精神的(こころ)の負担
焦りや悲しみ、周囲との関係 自己否定/嫌悪など
3)経済的(お金)の負担
高額な治療費や長引く治療、治療助成金の減額など
4)時間的(通院)の負担
仕事との両立、職場での気苦労、治療費の捻出など
以上の4つが挙げられるとのこと。
松本さんがNPO法人を設立したきっかけは、不妊体験についてきた「不」がしんどかった。
こんな思いをする人が一人でも減ったらいいな。その為に私にできることってあるかなという思いからだそうです。
近年の晩婚化を背景に不妊治療を受けるカップルが増加しており、働きながら不妊治療を受ける方が増加傾向にあると考えられている現在、仕事と不妊治療との両立ができずに16%もの方が離職しているとのこと。
今回の研修を通じて、働きやすい環境を整えることが、われわれ中小企業にとっても有能な人材の確保へもつながるという点でメリットがあることを認識し、働きながら不妊治療を受ける人材への理解を深めてゆきたいと思います。
最後に、「不妊の定義」とは結婚して1年以上妊娠しないカップルを指し、実際に不妊の検査や治療を受けたことがあるカップルは5.5組に1組(全体で18.2%)にも及び、不妊の原因は男女それぞれ半々にあるとのこと。
そして、一番の驚きだったのが、体外受精で誕生する子供の人数は直近では54,110人もおり、その人数は、日本の年間新生児の実に5.54%(18人に1人)にも登るとのこと。
これは、1学級36人だとすると、クラスに2人は体外受精で生まれた子供がいるということになり、これはカルチャーショックでした。
現代においては、医学の進歩もあって、体外受精という手法も珍しいものではないのですね。
自然妊娠で3人の子宝に恵まれた我が家ですが、それはけっして当たり前のことでは無いということを理解し、奥さんと子供たちへの感謝を深めたいと思えた有意義な研修会ともなりました。
東京都産業労働局主催の、東京都「働く人のチャイルドプランサポート事業」不妊治療と仕事の両立に関する研修を受講してきました。
これは、東京都の働き改革における、働く女性応援助成金を受給するための必須研修として受講したものです。
率直なところ、本研修受講前は不妊治療に対する理解や見識を全く持ち合わせていなかったのですが、目からウロコが何枚も落ちる非常に有意義な研修会でした。
梅ヶ丘産婦人科の院長である辰巳賢一先生による「不妊治療の概要に関すること」のパートでは医学的な見地から不妊と不妊治療の現状についてとても分かりやすく解説してくださり、知らないことばかりで驚きの連続ではありましたが、不妊の原因や妊娠に至るまでのプロセス、不妊治療の種類やその方法について理解することが出来ました。
また、第二部のNPO法人Fine理事長の松本亜樹子さんによる「不妊治療と仕事の両立に関すること~産みたい&働きたい企業を実現するために~」のパートでは、ご自身も不妊治療を行っていたという体験を通じて、不妊治療における当事者の負担や仕事との両立を実現してゆく上での課題についてレクチャーしてくださいました。
◎不妊治療における4つの負担とは
1)身体的(からだ)の負担
治療に伴う負担を指します
2)精神的(こころ)の負担
焦りや悲しみ、周囲との関係 自己否定/嫌悪など
3)経済的(お金)の負担
高額な治療費や長引く治療、治療助成金の減額など
4)時間的(通院)の負担
仕事との両立、職場での気苦労、治療費の捻出など
以上の4つが挙げられるとのこと。
松本さんがNPO法人を設立したきっかけは、不妊体験についてきた「不」がしんどかった。
こんな思いをする人が一人でも減ったらいいな。その為に私にできることってあるかなという思いからだそうです。
近年の晩婚化を背景に不妊治療を受けるカップルが増加しており、働きながら不妊治療を受ける方が増加傾向にあると考えられている現在、仕事と不妊治療との両立ができずに16%もの方が離職しているとのこと。
今回の研修を通じて、働きやすい環境を整えることが、われわれ中小企業にとっても有能な人材の確保へもつながるという点でメリットがあることを認識し、働きながら不妊治療を受ける人材への理解を深めてゆきたいと思います。
最後に、「不妊の定義」とは結婚して1年以上妊娠しないカップルを指し、実際に不妊の検査や治療を受けたことがあるカップルは5.5組に1組(全体で18.2%)にも及び、不妊の原因は男女それぞれ半々にあるとのこと。
そして、一番の驚きだったのが、体外受精で誕生する子供の人数は直近では54,110人もおり、その人数は、日本の年間新生児の実に5.54%(18人に1人)にも登るとのこと。
これは、1学級36人だとすると、クラスに2人は体外受精で生まれた子供がいるということになり、これはカルチャーショックでした。
現代においては、医学の進歩もあって、体外受精という手法も珍しいものではないのですね。
自然妊娠で3人の子宝に恵まれた我が家ですが、それはけっして当たり前のことでは無いということを理解し、奥さんと子供たちへの感謝を深めたいと思えた有意義な研修会ともなりました。
ページ作成日 2018-11-08