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中古住宅市場はコロナ禍でトレンドとなったわけではありません!【2021-07-23更新】|LIXIL不動産ショップERA中央企画

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  • 中古住宅市場はコロナ禍でトレンドとなったわけではありません!2021-07-23


    多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
    「このコロナ禍が続く影響から中古戸建を購入する人が増えています…」ということを言う人がいたとして、貴方はどう思うでしょうか?
    最近になって中古住宅の購入を検討している方であれば「そうなのか!」と思うかもしれませんが、中古住宅の売買に関わっている人間からすると「今さら言うんですか?」と思います。
    これは下記の記事を読んで思ったことです。
    一言で言ってしまえば上記したような「コロナ禍で中古を購入する人が増えてますよ!」という記事です。
    コロナで変わる「マイホーム購入」、住宅市場の新トレンドとは
    https://diamond.jp/articles/-/272848


     

    既存住宅流通のトレンドはコロナ禍前に活性化している


    テレワークの話題などを出していたり、タイトルでコロナ禍の影響でと記載していたりとコロナ禍によりトレンドが発生したような書き方をしていますが、記事中のグラフ等が示すように国の住宅政策が新築から既存住宅流通へ方向転換し中古住宅市場が活性化してから10年くらい経ちます。
    かつてのように不動産が20年~30年で価値を毀損するような市場を続けていくと、日本の国力を失ってしまうからです。
    事実アメリカは住宅への投資額よりも住宅の資産価値が上回る市場が形成されていて、国民が家を買えば買うほど国としての価値が上がることになっています。
    対して日本は住宅の投資額に対して住宅の資産価値は1/3程度の状況なので、住宅への投資が成立しておらず、単に住居費として消費される市場と言えます。
    中古住宅の問題点を解決する政策もとっくに運用されていて、中古住宅はすぐに悪くなるというかつての思い込みは払拭されています。


     

    中古住宅は悪いところを直して購入するのが正しい


    中古住宅なので傷んだところがあって当たり前。購入時に調べて(インスペクション)適切に修繕すれば中古住宅でも問題ないというのが今の買い方です。
    新築住宅を購入したとしても10年も経過すれば住宅設備に不具合が生じますし、20年何もやっていなければ雨漏れも起きるでしょう。
    新築だろうと中古だろうと住宅にはメンテナンスが必要なのです。


     

    記事は中立な立場で書かれなければならない


    住宅や不動産に関する報道は家を売りたい人の思惑が強く反映されてしまいます。
    記者は住宅の専門家ではないので、当然プロである住宅事業者に取材を行うのですが、考え方が寄ってしまうんですね。
    今回ご紹介した記事も取材先は1社のようです。
    メディアに十分な予算があれば少なくとも複数の取材を行うのですが、このご時世なので致し方ない部分も理解できます。
    ただ問題なのはこういった記事でも意外と影響が大きいということです。
    記事を深く読むというよりはざっと目を通す程度の人の方が多く、「コロナで中古が売れている」と誤った認識が伝わってしまう恐れがあります。
    「コロナ」で「中古住宅」と単語だけを切り出してみると、コロナの影響で景気が悪くなり中古住宅しか手が出せなくなっているという印象が強くなりませんか?
    中古住宅が売れているのは合理的だからです。
    住宅ローンの返済を住居費として消費しない賢い買い方だからです。
    そして新築が贅沢な買い物であるということがようやく一般に伝わりつつあるからです。


     

    これから新築至上主義の流れを起こそうという報道が増えるかもしれない!


    今回ご紹介した記事は書かれている内容がおかしいわけではないですし、当初はYAHOOニュースにも掲載されていて、YAHOOニュースのコメントがかなり参考になるので良い記事だと思いますが、そのうち売上に困った住宅会社が「やっぱり新築がいい」という印象を与える記事をメディアを使って出してきますので、住宅購入をご検討の方は記事の読み方にご注意いただけたらと思います。
    語弊があることを承知で書きますが、記事に1社しか登場しない記事は話半分で捉えた方が無難です。
    記事をよく読めばおかしなところに気が付くのですが、住宅購入検討時はとにかく多くの情報に触れますので、こういった記事もタイトルにしか目がいかないことも考えられます。何でもかんでも情報を拾うのではなく、時には「この情報は不要である」と切って捨ててしまう判断も必要なのかもしれません。
    最後に記事のコメントを閲覧される前に下記の点を留意しておくとより面白く読めると思いますのでご紹介します。

    ・新築でなければならない合理的な理由はありません。
    ・中古住宅なら何でも良いというわけではありません。
    ・中古住宅は現在の状況を調べて、悪いところを直して購入するものです。
    ・新築であっても定期的なメンテナンスが必要です。
    ・田舎で家が売れないのは中古住宅だからではなく、その土地に資産価値がないからです。
    ・建築のプロでない限り旧耐震の物件に手を出すべきではありません。
    (中古を買ってDIYリフォームは最低でも新耐震の物件で成り立つものです。地震が来たら頑張ってDIYしたものも全部無駄になります。)



    いかがでしょうか。
    実際コロナ禍により新しいトレンドが発生したり活性化している分野があるせいか、安直に「コロナ禍がきっかけとなって~」と決める流れが出来てしまっている気がします。
    少なくとも中古住宅市場はその前から活性化しています。
    また中古住宅をそのままの状態で住むのと新築住宅を比較するような報道が増えて新築住宅だけが活性していた時代に戻そうという力が働くかもしれませんが、その流れに惑わされないでいただきたいです。
    そうなってしまえば空き家問題などがより深刻化し、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
    多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。
    もし中古住宅にするべきか迷っているようであれば、良質な中古住宅の情報を受け取ってみてはいかがでしょうか。
    もしその情報を見て「こんな物件だったら新築を選ぶよ!」と思うのであれば新築を検討してみれば良いでしょうし、「これなら中古住宅でも良いかな」と思うのであればそのまま中古住宅を検討すればいいかと思います。

    AIを活用した良質な物件の提案を受けることが出来る物件提案ロボを活用してみれば、中古住宅に対する不安は薄れるかと思います。

     


    ページ作成日 2021-07-23

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