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擁壁は土砂災害を防ぐ縁の下の力持ち!【2021-07-03更新】|LIXIL不動産ショップERA中央企画

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  • 擁壁は土砂災害を防ぐ縁の下の力持ち!2021-07-03


    多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
    台風や豪雨などが起きた時、その被害を報じるニュースの中に土砂崩れが入ることが多いですよね。
    そんなニュースを観ていると、崖の上や下の住宅に住むことが怖くなってしまうという方も多いのではないでしょうか。
    サスペンスドラマでよく転落死しているようなイメージ通りの崖ではなくちょっとした高台という時にも、大雨の時には土砂災害の危険性はあります。
    しかし気に入った物件がそのような立地だった場合でも、すぐに諦めた方が良いかというとそういうわけでもありません。


     

    土砂崩れを防ぐ「擁壁」


    高低差のある土地で、側面の土が崩れるのを防ぐために設置される壁状の構造物を擁壁と言います。
    一般的に土を積み上げた時、ある程度の角度を超えると不安定になります。
    このある程度の角度のことを安息角と言い、35度前後と言われています。
    高台や丘にある住宅地は、隣家との間に土の安息角を超える大きな高低差が生まれる場合があります。
    そのままでは土・建物の荷重や雨水の水圧で崩れてしまう危険性があるので、強固なコンクリートなどで壁状の構造物、つまり擁壁で支えなければならないのです。
    つまり崖の崩落リスクを防止し建物を守る役割がある建造物が、擁壁なのです。
    土砂崩れのリスクがある土地の住宅が気に入っている等でどうしてもそこでなければならないという時には、擁壁の有無を確認しない場合には擁壁工事の検討をするようにしましょう。


     

    擁壁はその土地の所有者の責任問題になる


    法律に明記されてはいませんが、擁壁の維持管理責任はその擁壁のある土地を所有する人であるとみなされています。
    そして地震などの災害で擁壁が倒壊し、瓦礫が住宅にあたって損壊させるような事故が発生してしまうと、擁壁のある土地の所有者は過失があってもなくても責任を負わなければならない「無過失責任」があるとみなされているのです。
    その為既に擁壁が存在する土地や住宅を購入する場合には、その擁壁が安全かを確認するための擁壁適合の確認や地盤調査の実施などの対応が必要となります。
    これを怠った結果近隣住民や住居、あなたやあなたの家族が擁壁の倒壊に巻き込まれてしまう危険性があるのです。
    もしもこれで擁壁不適合だった場合、適合となるよう強度を高めるための補強工事が必要になってしまいます。
    補強工事は非常に高額となってしまうため、その住居でなければならない事情がなければ不適合となっている擁壁のある物件の購入はおススメすることが出来ません。


     

    多摩センターでも色々な種類が見れる擁壁の種類と規制


    1961年に制定された宅地造成に関する法律で、がけ崩れなどの危険性がある地域の災害防止を目的として、擁壁の造成に規制が設けられました。
     

    規制された宅地造成工事とは?


    ・高さ2メートル以上の崖の切土
    ・高さ1メートル以上の崖の盛土
    ・切土と盛土を同時に行う時、合計した高さが2メートルを越える
    ・切土と盛土を併せた面積が500平方メートル以上
     

    擁壁の種類


    擁壁と一言にいっても種類があります。
     

    RC造 擁壁


    コンクリート製の擁壁のことです。無筋コンクリート造と鉄筋コンクリート造のふたつに大別されます。
     

    間知(けんち)ブロック擁壁


    いくつものブロックを組み合わせて設置された擁壁が、間知ブロック擁壁です。
    間知ブロックは、通常のブロックとは違い、斜めに積み上げるコンクリートブロックで、石垣などにもよく使われています。
    高速道路を走行していた時の風景を思い返してみてください。
    山の斜面などにも擁壁があったのではありませんか?
    間知ブロック擁壁は、現行基準を満たしていれば高さ5メートルまでの擁壁の設置が可能となりますので、一般的に高低差の大きい住宅地や高速道路などでも間知ブロック擁壁が使われることがあります。
     

    大谷(おおや)石積み擁壁


    大谷石を積み上げて造られた擁壁のことを指します。
    大谷石は軽石凝灰岩の一種で、比較的加工がしやすい石材です。
    その為昔から外壁や土蔵の建材などに使用されてきましたが、現在はあまり用いられていません。

    なお、どのタイプの擁壁であっても擁壁の高さが2メートル以上には工作物の建築確認が必要であり、排水状況が悪化し水圧が加わることを防ぐために水抜き穴の設置が義務付けられています。
    物件を購入する際は、現行の建築基準法を満たした擁壁であるか、水抜き穴が設置されているか確認することが重要です。
    擁壁が検査されているかの確認は市役所でも行えますので、最低限市役所に確認しに行くようにしましょう。



    いかがでしょうか。
    擁壁は土砂崩れ等の災害から私たちを守ってくれる大切なものです。
    しかしながら一度工事をすれば代々見守ってくれるものではなく、メンテナンスも重要になってきます。
    中古住宅を購入するときには、そもそも擁壁がないのであれば擁壁工事を、擁壁があるけど適合しているかわからないときには市役所で確認するようにしましょう。
    市役所でよくわからない、そもそも擁壁がなかったなどで困るようなことがあれば、お気軽にご相談ください。
    多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。
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    ページ作成日 2021-07-03

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