所在の記載事項で検索しても場所が分からなかったことはありませんか?所在の記載事項で検索しても場所が分からなかったことはありませんか?【2021-06-29更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画
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2021-06-29
所在の記載事項で検索しても場所が分からなかったことはありませんか?
多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
不動産のチラシに記載されている「所在」の項目ですが、ここに書かれていることをカーナビなどに入力して道案内を開始しようとたら失敗したということはありませんか。
カーナビに入力したら「不明」と表示されたり、別の場所に誘導されてたどり着けなかったり…
そんなことを経験して「この情報違うんじゃないか?」と思ったことはないでしょうか。
その原因として、所在が一般的に言う「住所」出ない可能性が挙げられます。
「所在」が「住所」ではないとはどういうことか?
実は、「所在」は公図に基づいて地番を振って管理している番号のことなのです。
その為市区町村が一般的に管理している「住所」とは異なる場合があります。
エリアによっては住所も所在も同じになっているケースもありますが、違うことも珍しくありません。
つまり前者であれば住所を入力しているのと同じなわけですから問題ありませんが、後者の場合住所と違う数字をカーナビに入れているわけですから、エラーが出たり別の場所に案内されるということになるわけです。
とはいえこの所在地の項目ですが、所在地とされていても住所が記載されていることが多くなっています。
バラエティ番組で「アパート」と「マンション」の違いを答えられなかった不動産業者がいたように、現在は厳密に使い分けられてはいないということでしょう。
そもそも住宅を購入しようとしている人にとってその物件に実際に行ってみるというのは重要なことですから、現地に向かうための情報であった方が親切でしょう。
多摩センター周辺の物件を内見して「駅までの時間が違わないか?」と感じたことはありませんか?
所在以上に「この情報違うんじゃないか?」と感じやすい情報として、「最寄り駅まで徒歩〇分」というものが挙げられるのではないでしょうか。
確かに駅徒歩10分と書かれている物件に実際に徒歩10分で向かえるかというと、難しいというケースがほとんどかもしれません。
こうなってしまっている理由としては、徒歩時間を計算するときの基準に坂や信号、踏切待ちなどの情報は一切考慮していないからです。
算出するときの歩く速さ自体は「80メートルで1分」となっており、決して競歩のような速度で歩いて決めているわけではありません。
因みにこの速度ですが、基準を定めるのに大きく関わった女性の歩く速度なんだそうです。
坂や信号、踏切の待ち時間を踏まえた時間になっていないことが疑問に思う方もいるかもしれませんが、これらの情報を踏まえて計算しようとすると坂の角度とその距離など計算が一気に難解なものになってしまったり、信号や踏切に関してもどの時間にするのかによって時間は大きく変わってしまいます。
また各々の物件でどの時間帯でどの道を通った結果この分数だったというような独自のものを作成してしまうと、近隣にある物件を比較したときに駅に近い物件の方が駅まで時間がかかっている等、物件ごとの比較が難しくなってしまいます。
その為あくまでの「目安」としてとらえていただけると幸いです。
因みにこの基準が決まる前の徒歩〇分などの募集図面に記載された情報は完全に無法地帯で、それこそ数駅先の大きな駅を最寄り駅に設定し、しかも自動車でもその時間でたどり着くことは出来ないだろうというようなことを平気で行う業者もいたということなので、このような基準が定められたことで不動産業界全体の信頼性は向上しているのです。
いかがでしょうか。
「情報が違うのでは」と疑問に感じることがあると思われる、「所在」と「徒歩時間」についてのことをお話させていただきました。
そのようになってしまっている背景は複雑だったり曖昧な状態だったりするので、疑問に感じたことは担当の業者にどんどん質問してみましょう。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。
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ページ作成日 2021-06-29