騒音トラブルを未然防ぐ 簡易的な対策方法【2021-03-03更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2021-03-03

騒音トラブルを未然防ぐ 簡易的な対策方法


多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
あなたはあまりにも騒がしいと感じた人に、注意したことがありますか?
そして注意したことがある場合、大体の方は「これくらいいいだろ」というような発言や顔で対応されたことがあるのではないでしょうか。
人は自分の場合では「これくらいまでは大丈夫」という基準が甘くなりがちです。
今回は防音に関するお話をさせていただきます。
一度ご自身の生活を客観的にみて、自分が騒音の原因になっていないかを見つめなおしてはどうでしょう。


 

騒音は「空気」から伝わるか「物」から伝わる


住宅の音をめぐる問題はとてもデリケートです。
騒音は、外部から指摘されて初めて気づくケースも珍しくありません。
テレビの音や音楽を聴いている音など、自分では注意しているつもりでも階下やお隣さんに不快に思われてしまうというケースも多くあります。

目の前の道路や隣の家から発せられる音は、許容範囲を超えると騒音問題に発展します。
反対に、我が家のオーディオや楽器を演奏する音が隣近所に漏れると、それもまた騒音として、苦情の対象になります。
迷惑をかけたり、かけられたり、常に二つの危険性を秘めています。
気になる方は簡単に出来る事からでも対策をしておきましょう。

生活音の種類と解決方法
騒音は、「空気音」と「固体音」の二つに分けることができます。

空気音:人の会話やテレビ・楽器の演奏者など、空気の振動で伝わるもの
固体音:床を歩く音、洗濯機の振動音やドアの開閉音など、物の振動で伝わるもの

こういった騒音や生活音は下記、3つ(吸音・遮音・防振)によって減少させることができます。
防音対策は「吸収」「跳ね返す」「伝わらせない」がポイント
 
【防音方法は3種類】

① 吸音
発生した音を吸収し、反響を防ぐことで音を小さくする方法。室内での会話やオーディオなどの反響音を軽減する効果を発揮します。
② 遮音
発せられた音を跳ね返すことで、音が壁を通らないようにする防音方法。音が壁を通過するのを防ぎます。
③ 防振
ぶつかった際などの振動の伝わりを少なくする方法。足音や洗濯機などの振動音などが階下へ伝わるのを防ぐのに効果を発揮します。

 

空気音対策


空気音の騒音や生活音を軽減するには、「遮音」と「吸音」がポイント。

壁に対しては、「防音シート」「吸音パネル」
窓枠・ドアの隙間に「隙間テープ」
窓からの空気音対策 「遮音カーテン」「二重サッシ」
などの防音対策がおすすめです。
 

個体音対策


個体音を軽減するには「防振」がポイント
主に、「防音マット」や「防音カーペット」
洗濯機の振動音は「防音ゴムマット」
などの防音対策がおすすめです。
防音対策のものには主にこれらの3つの防音の原理を用いて製作されています。


 

では実際にどのような防音グッズがあるのか

 

防音対策アイテム


【防音パネル】
防音パネルは、建物の外壁または、室内の壁に設置。
防音パネルの素材は、石膏ボードやアルミ、セラミックなどが用いられることが多く、正方形のパネル形状の為、取り付けが簡単・設置時間も短期間で済みます。

【防音シート】
騒音を遮る防音効果のあるシート
騒音を発生させている住宅の壁や天井、床などに張り付けて、外部に音が漏れるのを防ぎます。

【防音材】
防音素材は、ウレタン素材で作られているものが多く、ウレタンは発泡して作られるため、その内部には細かい空洞がたくさんあり、その空洞を通過するときに音圧が低下するので
防音効果があります。

【防音マット】
防音マットは床に敷き詰めて階下への音漏れを防ぐ防音対策マットです。
走り回ったり、飛び跳ねたり、ドタバタと歩いてしまう小さな子供がいるマンション住まいの方にお勧めです。防音マットの構造は、衝撃を吸収することができる柔らかいくっしょでつくられています。足から床に伝わる衝撃を和らげることで音の発生を防ぎます。
防音マットで防ぐことができるのは、足音に限定されると考えた方が良いです。

【コルクマット】
天然コルクで作られた防音マットの一種。
ジョイント式が主流となっており、正方形のマットをつなぎ合わせて使用します。防音以外にもコルク素材は、夏涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。

【防音カーペット】
基本的に用途は、防音マットと同じです。
物を落とした時の落下衝撃音、歩き回るときに発生する生活音を軽減することができます。

【防音カーテン】
防音カーテンには、遮音だけでなく断熱や遮光の効果も併せ持つものが多いです。
室内からの音漏れは、または外部からの騒音の侵入を防ぐ働きがあります。厚手の記事を複重層に折り重ねた構造となっており、布の間には遮音材が挟み込まれています。
きちんと防音をしたい方でしたら、カーテンの上部の隙間をふさぐ防音用のカーテンレールカバーが商品化されてもいますので、併せてご利用になるとさらに防音性が高まります。

騒音問題が気になる方は、上記の中で安価で簡易的にできるものも多いですので、騒音対策をしてみてはいかがでしょうか。



いかがでしょうか。
騒音トラブルになるかならないかは、周りの「これくらいまでは仕方がない」と自分の「これくらいまでは仕方がない」がどれくらい乖離しているかによるかと思います。
とはいえどの程度認識の乖離があるかを、お隣にお邪魔して確認させてもらうなどは中々出来ませんし、「自分は騒音を出しているのでは?」と考えすぎてしまい普段の生活に神経を尖らせすぎるのも辛いものです。
防音対策のアイテムは大体の場合防寒など他の対策にもつながりますし、一度検討してみてはいかがでしょうか。
多摩センターの賃貸物件をお探しであれば、お気軽に中央企画株式会社にご相談ください。

ページ作成日 2021-03-03